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メーカー | マツダ | |
---|---|---|---|
車名 | ラピュタ | ||
10.15モード燃費 | 22.5km/L | ||
エコカー減税 | -%減税 | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 最高出力 |
3395mm | 1475mm | 1545mm | 54ps |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最大トルク |
1685mm | 1260mm | 1265mm | 6.4kg・m |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
78.6~148.4万円 | 14.8~48.6万円 |
ラピュタはマツダが1999年から2005年まで販売していた軽クロスオーバーSUVです。
13インチのホイールと扁平率80%のタイヤ、ストロークの長いサスペンションを採用して車高を上げ、悪路の走破性を高めながらも全高を1545mmに抑えて一般的な立体駐車場にも入れるボディサイズにしていることが特徴のひとつです。
スズキからKeiのOEM供給を受けた車種ですが、2000年に行われたマイナーチェンジの際、Keiと差異化を図るためにラジエターグリルをマツダ車共通の五角形に変更しています。
ボディシルエットは2BOXハッチバックスタイルですが、フロントバンパー下にアンダーガードを装着、リアクォーターガラスを両サイドに設置してSUVらしさを強調していることがエクステリアの特徴です。
インテリアはブラックで統一、スパルタンなイメージが強く実用本位のレイアウトとなっています。
ボディデザインを優先したために車内空間はワゴン的な広さこそありませんが、4人乗車時でもラゲッジスペースをしっかり確保しており、若年層独身男性の遊び車としては十分な広さを持っています。
本格的なオフロード車ではありませんが、都市部でも似合うスタイリングと適度な悪路走破性が高い評価につながり、このKei(ラピュタ)のコンセプトが新型クロスオーバーSUV、ハスラー(フレアクロスオーバー)に活かされました。
OEM供給の元車となったKeiは1998年から2009年まで販売されましたが、ラピュタは2005年にOEM供給が中止となったため、6年弱しか販売されておらず、年間平均1000~2000台という販売台数だったことから中古車市場にはあまり出回っていません。
購入の際はKeiとの価格やオプション装着などの比較を行ってから検討した方が、状態の良い車種を手に入れることができます。
最終グレードは自然吸気エンジン搭載のEリミテッド、インタークーラー付きターボチャージャーを搭載したXターボ、装備が充実したSターボがあり、XターボとSターボには4WDも設定されています。
10年以上経過した中古車となりますが走行距離の少ない車種もあり、2004年登録モデルのEリミテッドで走行距離3万km前後の場合、35~50万円の範囲内で購入が可能。
同年式、同走行距離でSターボの場合、40~60万円で購入が可能となります。
最終年度登録車でも10年が経過しているので、価格は年式よりも走行距離重視の傾向にあり、2001~2002年登録モデルでも状態の良い車種は25~40万円の相場で販売されています。
ただし2001~2002年に販売された車種のなかには減速ギア用のベアリングに不具合が生じる可能性があり、トランスミッション内で異音がした車種を乗り続けると急激に減速する恐れがあります。
これはリコール対象なので、2001~2002年登録モデルの購入を検討する際は必ず試乗して異音がないこと、リコール対象車でないことを確認してください。
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